2007年に税理士試験を受け始めて、それ以降毎年受験して2017年に官報合格になりました。
合計11回の受験でした。
毎年受けてて直前期にはうつ病手前まで病んだこともありましたが、無事合格して独立まで出来ました。
初心を思い出すために税理士を目指したきっかけを書いていこうと思います。
税理士を目指し始めたのは大学生2年生
今でもそうですが、日商簿記1級か全経簿記検定上級を合格しない限り税理士試験を受験できるのは大学3年生からです。
ですので大学在学中に税理士を目指す場合は大学2年生の9月か1月から勉強を始めます。
(今は5月開講のコースもありますが、当時はたしかありませんでした)
9月から勉強を始めたかったですが、大学の時は大学祭の実行委員もやっていたり、アルバイトもしていたので秋に時間が無く、1月の速修コースで勉強を始めました。
税理士を目指したきっかけ
税理士を目指したきっかけは大学1年生の時に簿記の授業を受けたのがきっかけです。
もともと理系だったのですが、受験の際に文転して経済学部に入学しました。
文系の場合、数字自体に拒否感がある人が多いですが、それが無かったので簿記の授業はとても楽しかったです。
そこから日商簿記検定の3級、2級を取り簿記を活かせる仕事をしたいと思っていました。
簿記を活かす仕事としては、経理の仕事に付きたいと思いましたが、就活をして会社に入社して経理に確実に配属されることはありません。
下手をすると営業に配属される可能性もあります。
自分の性格的に営業マンに向いているとは思えませんでした。
そうすると選択肢としては公認会計士、税理士、税務署(国税専門官)になりました。
当時は失われた20年の真っ只中でした(当時は失われた10年と言われてましたが)
アルバイト先にもフリータの方が沢山いて手に職をつけた方が良いという考えもありました。
公認会計士を目指せなかった理由
大学2年生の2006年に公認会計士試験は制度改革がありました。
公認会計士を目指すには絶好のタイミングでした。
公認会計士であれば税理士の登録もできます。
ただ、大学の学費を自分で稼いでいましたので、公認会計士を勉強する時間がありませんでした。
合格しやすくなったとは言え、勉強時間を確保出来ないので諦めました。
国税専門官を目指さなかった理由
公務員なので安定は魅力的でした。
国税専門官であれば他の省庁よりも給料は高いのも魅力でした。
しかし、税務職員は全国に転勤がありそれが不安でした。
また、税務署の仕事も楽しいのか懐疑的でした。
(今は税務署に数年勤めた後に税理士事務所か税理士法人に就職して税理士を目指せすのも選択肢の一つだったかなと思ってます)
税理士を目指した
税理士試験は科目合格制度というのも魅力でした。
科目合格制度なので働きながら目指すことが出来ます。
働きながら勉強した利点としては、試験対策として勉強したことが仕事に役に立ち、仕事で勉強したことが試験に出たりと相乗効果はありました。
仕事の合間に通達や質疑応答など見て勉強することもできました。
ただ、働きながら目指したのですごく時間が掛かりました。
仕事が終わった後に勉強をするのは辛く、挫折をしかけました。
それでも合格できたのは周りの協力と期待があったので諦めずに目指しました。
まとめ
税理士試験の勉強し始めたころは、20代のうちに税理士になると勉強していました。
それは叶わなかったですが、32歳の時に合格出来て、業界的には若いうちに税理士になれました。
今は独立して税理士として成功出来るかは不安ですが、頑張っていこうと思います。