税理士業

研修時間公表~年36時間超えたから勉強している、超えてないから勉強していないじゃない~

2019年10月1日に日本税理士会連合会のホームページで2018年度(平成30年度)研修時間が公表がされました。
税理士の研修は2016年度(平成28年度)から年36時間以上の受講が義務化になりました。
日々勉強しない人がいるから義務化、そして公表化なのかもしれません。
2018年度(平成30年度)の年36時間以上達成している割合は、全国平均で66.6%(暫定値とのことなので実際には違う可能性があります)だそうです。
2017年度(平成29年度)は54.6%とのことなので公表化で達成率があがりました。

参考までに僕の公表されてるのを貼っておきます。

 

研修時間年36時間超えてるから勉強してる税理士?

研修時間が年36時間は月では3時間になります。
そこまで多くありませんが、仕事が忙しかったりすると大変になります。
研修時間を達成するためには、研修を受ける必要があります。
研修にはマルチメディア研修、税理士会や支部が開催する会場型研修、税理士登録時の証票交付式・登録時研修があったり、認定研修があります。

そもそも36時間超えているから勉強しているのかは疑問が残ります。

マルチメディア研修の場合

税理士会のホームページでマルチメディア研修の動画を見ても研修時間に加算されます。
マルチメディア研修の場合は、動画の最後に番号が出てその番号を入れて、申請すると研修時間になります。
(番号は4桁で分割で出る動画もあれば、まとまって4桁の番号が出るのもあります)
人によっては、研修部分を見ずに番号だけ確認している人もいます。
職員や部下に見させている人がいます。

気軽に見れるのは便利ですが、全部の研修が配信されている訳では無いのもネックです。

マルチメディア研修受講する時は、ダウンロードしてメディアプレーヤーで1.4倍や1.5倍で再生しています。

会場型研修の場合

会場で研修が頻繁にあります。
しかし、この研修に出てるからと言って勉強しているとは限りません。
独立してからちょこちょこ会場型研修に参加していますが、寝ていたり、他の作業をしている人が居ます。
(僕も偶にスマホをいじっていますが)

会場に居ればまだいいほうですが出席だけして、帰る人が居ます。
受付をしてテキストを貰い、後でテキストを読んだり、マルチメディアで配信されてから受講している人も居ると思いますが、少数ではないでしょうか。

 

これが研修時間に入るの?

税理士会の研修は税務だけではなく、成年後見制度など公益的なものもあります。
成年後見制度は成年後見人やるかやらないかはともかく、税理士として知っておくべきことなので、とっても有用です。

しかし、他の研修予定を見ますとパソコン入門、Word入門、Excel入門講座などあります。


研修内容を見ますと、簡単な内容しかありません。
(実際に受講して内容を確認しようかと思いましたが、高いので止めました)

税理士業務をしていれば実務をしていれ当然のようにパソコンは使いますし、ワード、エクセルも使います。
普段からこれ以上のことは当然やります。

税理士業務はITが必須の時代だと思います。
税法入門講座を受講して研修時間に入れているのと同じだと思います

研修時間ではなく研修内容を公表してみては?

研修時間では無く、何を勉強しているかだと思います。
研修サイトでは自分の受講履歴を確認出来ます(東京税理士会だけかもしれませんが)

簡単に公表できそうな気がしますので、こちらの方が判断しやすいと思います。
信頼確保の為の公表って言うんだったら、ここまでやって欲しいです。

研修時間年36時間関係なく面白そうな研修は受講する

研修時間は年36時間以上受講する必要がありますが、36時間超えたからもう勉強しないということでは無いです。

すでに36時間超えてますので研修は受講しなくても大丈夫です。
独立前に登録時研修17.5時間あったのと、独立後時間があったこと、研修場所によくなる中野サンプラザが気軽に行けることがあったので早々に達成してました。

おただ、これからも勉強になりそうな研修があれば参加します。

先週も面白そうな研修があったので参加しました。

『AI、IT、第4次産業革命と、高齢化など外部環境の変化と税理士業』という詰め込みすぎだろと思いつつ内容が気になったので参加しました。

講師の先生は『税理士のための百箇条』の著者の関根稔先生でした。

関根先生は税理士、公認会計士、弁護士と全て試験で合格しているすごい先生です。
申告業務はしておらず、弁護士業務がメインの先生ですが税務の知識はすごいお持ちの方でした。
70歳を超えているとおっしゃっていましたが、ご自身の経理は弥生会計でネットバンキングに取り込んで、月次の経理は毎月7分とことでした。
(現金出納帳は従業員に作成してもらっているけれど、キャッシュレス決済でほとんど現金の支出がないとのことでした)

また、研修中の話に「今話題のひとり税理士も増えている」とも話されていてとても驚きました。

研修の内容も、平均寿命が伸びている令和に対応した相続税対策などの話もあり、とても参考になりました。

この記事を読んでいる税理士の方は、是非マルチメディアで配信されたら受講して欲しい研修です。

自分の為になりそうな研修であれば36時間関係なしに受講していこうと思ってます。

まとめ

税務もそうですが、日々勉強しないと付いていけません。
税理士による自主開催セミナーは研修時間に加算されません。
(認定を受ければ可能ですが、税理士20人以上参加という要件があります)

特にひとりでやると決めてるので、頼る人は居ません。
(相談できる同業者はいっぱいいますが)

日々勉強とこれからも精進していきます。

 

 

 

ABOUT ME
秋山 涼
令和に独立開業したひとり税理士です。自分のこと・考えてることなど発信していきます。